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さて、みんなで練習できる日も今日で最後である。
みんなで練習して、うれしいこともかなしいこともたくさんあったが、
それも今日で最後である。
あとは本番を迎えるのみ。
サークルのみんなは、最後の練習終了後、ある教室に集まり、
団結式を行った。
みんなは、最後の練習で、自信をもったのだろう、いつもより笑っている。
その通り、みんなは、数々の厳しい練習を乗り越え、本物の劇役者・・・・スターになった。
ファンタジスタになった。
やがて、エイコが、口を開いた。
その口から出たのは、みんなへの感謝の気持ちと、劇に臨む決意の言葉であった。
みんなはその言葉に、じっと聞き入っていた。
笑みを、あるいは涙でぬらした笑みをたたえながら。
みんなもエイコと同じ気持ちであっただろう。
そして、もりも、あかり、米、・・・・と、3回生たちが、一言ずつ言っていった。
そして、みんなは円を組む。
もりもっとが、よーしもっと黒ラベル・・・・・もとい、かけ声をかけ、みんなの声を一つにして、
団結式をしめることにした。
ひときわ大きい声とともに、みんなは拳を天へ突き上げた。
みんなの心は、この時、一つになった。
手話劇本番まで・・・・あと4日である。
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――さて。1日、2日は。
模擬店です。「焼き鳥」です。
さて、この店を運営しているモリモ氏に話を聞いてみましょう。
「この味は府大一だと自負しております。
えーと、味はデスね、普通のとは別にタレがあるのですが、これがくせものでしてねぇ・・・」
――ほほぉ。タレに秘密があるのですね?どのようにして作られたのでしょうか。
「フフフ。それは企業秘密です。あえて言うなら、モリモの筋肉を使っているからねぇ、たわわですよ、たわわ。」
――ほぉ。では、何のことか分かりませんが、ここでインタビューを終わらせて頂きます。 さて・・・。(ぱくっ)おいしいですねー。
ではこれで帰らせて頂きます。
「待ってくれ!金払ってけ!」 END |
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さて、手話劇本番が2時間前に迫ってまいりました!!
本日はあいにくの雨。
やっぱ、あれでしょ、決戦は、青空に輝く太陽の下でやるのが定番ですよね。
とは言っても、劇はいつも中ですからね〜。全く関係なし(笑)。
いやもう、私も、暗くともされた劇場を見て、武者震いしてしまいました。
私がやるわけじゃないんですけどね、やっぱ、3週間も手話劇みてると、
大丈夫かなぁ、って気分になるんですわ。
う〜ん、OB/OGの気持ちが分かった気がします。(笑)
ま、それはさておき。俺はしっかり写真を撮っていればいいので。
では、私、アツ記者は、控え室に潜入し、
スターたちが、手話劇を前にして、
どのような思いでいるのか、探っていきたいと思います。
それでは!いってみましょう!!
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怖い和尚様とアイ |
たばこ党結成 |
のぎへーの憂い? |
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アホかかしと金角 |
いけませんよ!ポーズ |
このピースは誰の手でしょう? |
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ドロシーとトトと手下と |
猛獣競演 |
ピース&がおー |
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何を見てるんでしょうか・・・。 |
エイコとサトミカとはじめちゃん |
真ん中の二人はなにやってんでしょうね・・・ |
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カッパイイジマ |
長老とドロシー、禁断の愛 |
ピース♪ |
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サルのヒトミ |
ホスト復活!! |
受付も頑張りますよー! |
上で見たとおり、かなり、みんなハイになっている。
手話劇を楽しもうとしている。
そして、またまた大団円に。
みっちーがその中央に立ち、ビデオでみんなの表情を
撮っていく。
きっと、ビデオの中のみんなは普通よりもいいカオしている
はずだ。
みんなのひとつになった声が、控え室中に響き渡った。
もはや、思い残すことはない。
あとは、決戦(本番)を迎えるのみ。
次々と控え室を出て行くスターの背中から、決戦への意気
込みともいうべきオーラが立ち上っていた。
ファンタジスタたちの手話劇が、今、幕を開ける。 |